あぶく銭が出たら、次のあぶく銭が出てくるための仕掛けに投資するのが常道です。成るか成らないか分からない他人の事業には投資しないことです。成るか成らないか分からない捨て金なら、自分の事業に投資すべきです。どうせ博打なのですから、あぶく銭は自分に賭けましょう。
言い換えれば、あぶく銭が出たときは、将来的に自らの権限裁量を生むような事案に投資しておくに限るということです。これは有力者との人間関係への投資も含みます。
一方で喜捨や施しも大切です。収入の25%を他人のために使うというのを目安にするといいでしょう。
自分の楽しみだけ、自分の家族だけに使うのは、餓鬼道です。だから餓鬼の仲間である亡者につけ狙われるのです。自分だけをかわいがる人の家族が、結局は不幸な道筋を辿ることも因果律に則した結果なのです。
とくに労せずして得られた金は自分に投資しながら、上手に人のために使うことです。

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