事業を興すために、最も重要なのはストーリーです。まずは大局的に、かつ具体的に考えます。最も早いのは実績のある事業を展開することですが、そのフィールド自体に発展する見込みがない場合、新たなフィールドを開拓しなければなりません。
いずれにせよ、その事業と自らの物語を重ね合わせて語り切る力が必要です。ストーリーテラーになれるのであれば、あとは細部を詰めれば行動できます。物語を語れることが最低条件なのです。
とくに若者は自らのストーリーを他者に対して、堂々と語れるように考えるべきです。その物語に自らを嵌めて、半歩先の新しいストーリーを創り、徹底した根回しをしていけば、ストーリーは少しずつお金に代わっていきます。
他者に共感してもらうには、自分自身が味わった苦労を表現できるビジネスを選択することが有効です。ニーズやニッチにおいて、いかに苦労して道筋をつけてきたか。それをストーリーとして語れるかどうかにポイントを置いて、道を決めるのです。なるべく、ありきたりの業種は避け、多くの人が選択しない道を歩くのが有利です。

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