成功には大きく二つの路があります。荒んだ成功と、そうでない成功です。
成功には苦労がともない、苦労の経験は洞察力と行動力を養います。すなわち、人間を見る目が養われるわけですが、そもそも人間とは我欲と自己保身でできているので、よほどの初心な人か、未熟者か、間抜けしか親身になってくれません。
そんな渡世で、しっかりしたメンターに会うなど、よほどの運です。まず、この「メンターに出会うか否か」が荒むか、荒まないかの分かれ道になります。
また、荒む人はメンターを単に甘えられる存在、依存する存在と考え、利用します。挙げ句の果てには、メンターに社会的に殺されたりします。
メンターを自立の教科書とし、自らを厳しく律した者は荒むことはありません。メンターとの出会いと自己抑制こそが成功への道なのです。
Comments