他者を判断、評価する際に、兎にも角にも大事なことは、その人のこれまでの人生における「運の傾向」です。
最もダメな運は極まってしまう人、すなわちドツボまで落ちてしまうタイプです。さらに極まってからも転じようとしない人は、周りも悪運に引きずり込んでしまいます。そうした人だけはなんとしてでも避けなければ、あなた自身の人生までダメにしかねません。
ある年代から急に成長する人は確かにいます。しかし、伸びていく人物は、若い頃から何らかのアクションを起こしていますし、それに伴うトラウマやコンプレックスなどの闇と闘っています。逆に言えば、明るいだけでは、いざという時に腰が折れて使えません。
もし、リーダーとなるパートナーを選ぶならば、勝ち癖とまでは言いませんが、少なくとも勝った経験のあるリーダーでなければなりません。人生は運と縁と経験です。
もうひとつ、付き合うならば、相手の立場に立って物事を考えることができる人物に絞ってください。能力ではなく、相手を慮ることができる洞察力がある人間を選ぶのです。
ともあれ、その人の今までの人生を知れば、その人のこれからがわかります。いくら未来を語ろうが、無視してください。繰り返します。大切なのはその人のこれまでの「運」と「縁」と「経験」です。
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