人生のスタイルやスタンスが決まるのは五十歳くらいです。「そこまでに何をどうしたいのか」「何が自分にとって大切なことなのか」を加味した設計図と工程表を作成しなければ、効率的には生きられません。
人生の長さは人それぞれで、かつ終わりはいきなりやって来ます。急なシャットダウンに慌てずに対応するためにも、設計図と工程表が必要なのです。自分の人生に対して、たとえ満足はできなかったとしても、後悔はしたくないものです。
これからの高齢社会において、人生のゴールは六十八歳に置いてください。六十八歳の自分がいかに在りたいのかを考えて動くのです。
早く成功した経営者は、その成功ゆえに未熟で弱い。とにかく五十歳までは意図的に苦労してください。経営者は苦労によってのみ磨かれます。多くの経験と苦労が、人を動かす、負けない経営者を創ります。
死んでからどうこうして欲しいなどナンセンスです。たまには思い出してほしいくらいでしょう。すべからく心残りは、生きている間に処理しましょう。
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