人間にはあまり期待しすぎないことです。人は性悪説で見るべきであって、その基本は自己保身と我欲です。自己都合が原理原則で、そこを責めても仕方がありません。そもそもあなたの頼み事など、きちんと対応してくれるわけがないのです。自分の都合と他人事のせめぎ合いが、「生きる」ということなのですから。
人間不信と性悪説は生きる上で当たり前です。生き物としては騙されるほうが弱く、悪いのです。自業自得を人間不信という言葉に置き換えても事は進みません。人間は我が道を歩いて当たり前なのに、期待し過ぎてしまうから裏切られたと感じるのです。あなたのために生きる他人などいません。
誰もが自分のために生きるものです。「機会を与え教えてあげたのに」と地団駄踏むあなたが逆恨みの間抜けなのです。メロスは来ません。それが人の原理原則です。忘れないでください。あなたが自立して生きようと思うならば、人間不信と性悪説を、人間の見方、分析の基本としてください。

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