嫉妬――男女関係に限らず、この感覚に対するアンテナを立てておかないと、足元をすくわれることになります。
他人をうらやましく思っているときは、嫉妬心が理解できます。しかし、そんなことがどうでもよくなってしまうと嫉妬心に基づく行動が予測できなくなるので要注意です。とくに男同士の嫉妬は殺し合いになってしまい危険です。これに、俗に言う逆恨みが混ざると執念が出て、余計に複雑になります。
誰もが恨みを根に持っています。誰もがコンプレックスを生きています。このことを忘れてはいけません。この恨みとコンプレックスですが、ある時点までの成功の支えとなることも事実です。一定の成功を実現するか否かは、その強弱と、続ける胆力があるかないかで決まります。
ただ、次の段階では、憑物がついた自らを許さない限り、恨みとコンプレックスの返り討ちに遭うことになります。最後の最後に他人からの恨みとコンプレックスで、足を引っ張られ、残念ながら失敗します。恨みとコンプレックスでは最後までは走れないのです。一段階目に成功したら、恨みやコンプレックスを手放してください。
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