賢いうさぎは穴を三つ掘る。
つまり生業と財布は三つ持っておくべきということです。
ただし、これは並大抵のことではありません。一つの事業は十年続けば御の字で、なかなか続かないものです。多くの経営者は「事業は続く」と漫然と考えています。でも、それは幻想です。盛者必衰は原理原則だからです。
だから事業が多少うまくいっても。決して調子に乗って軽口を叩かないことです。事業はいずれ縮むからです。
それを見越して、人間関係と生活費で苦労しない備えを怠らないことが大切です。未熟者と間抜けは、いざという時の準備をしません。準備もせずに、すぐに助けを求めるから見捨てられるのです。
穴を三つ掘る。これは経営の最終形態です。三つの稼げる事業体の確立をゴールとして、物語を描くといいでしょう。

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