一方的な人間関係は偽物です。信頼関係とは双方向に意思の伝達がある状態です。「うちの部下たちはなかなか優秀だ」と悦にいっていたとしても、その部下たちは実はトップの乗った飛行機が墜ちることを祈っていたりします。
自分は部下たちに信頼され、好かれていると思い込む、ただの間抜けな裸の王様がなんと多いことか。部下がトップの幸せを祈ることなど絶対にあり得ません。不幸になることを密かに願っているのが本心です。
これが人間の原理原則です。そんな利益が相反する仲間たちを、いかに我欲と自己保身をコントロールしながら道連れにするか。これを経営というのです。

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